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30秒ボイトレ♪首コリにも効くウォームアップ

「昨日出ていた音が、今日は出ない・・・」


皆さんは、こんな経験はありませんか?



私たちの声を左右している筋肉や呼吸は、すべて目に見えません。


だからこそ、その目に見えないものの構造を知り、意識的にコントロールすることが出来れば、声のメンテナンスがいつでもできるようになります。


でも、だからと言って、歌を歌う全ての人が、声帯の筋肉の名前や発声理論を覚える必要はありません。むしろ、皆さんが目に見えない部分をコントロールしてあげるのがボイストレーナーの仕事なのです。


でも今日は、皆さんがなんだかうまくいかない日に、わざわざトレーナーに連絡しなくても解決できる、ちょっとしたポイントをお伝えします♪



まず、声を出す前に30秒だけやってほしいことがあります。



♪頭の位置を確認して、首を緩める♪


声を出すために働いてくれる声帯は、首ののどぼとけの裏あたりにあります。

歌う為には、この周りの筋肉達が複雑に働いてくれるわけですが、私たちはその筋肉達が一番働きやすい環境を作ってあげることが大切です。


どんな発声練習をしても、そもそも筋肉達が動きにくい環境にいたら

皆さんの練習時間は無駄になってしまいますよね。



そこで、今日紹介したいのはこちら!


AO関節

私たちの頭と首はAO関節(環椎後頭関節)で繋がっています。皆さんも首の後ろの骨を上にたどっていってみてください。一番頂上にくぼみのようなところがありましたか?そのくぼみの奥にこの関節があります。


この関節を見つけると、首の始まりはずいぶん上にあることに気づきますね。大体耳の横、頬骨と同じくらいの高さにあります。


この関節は4キロもあると言われる頭を前後左右に動かすときに使われる関節で、この周りには筋肉がついています。


この筋肉は3層にもなっていて、その一部は声帯周りの筋肉に関連しています。ということは、この関節の周りにある筋肉をまず緩めることが、声帯周りの筋肉を働きやすくするポイントなのです!


やり方

①首の骨をたどっていき、AO関節の位置を確認する


②その関節を意識して、ゆっくり左右を向いてみる

  (この時に、首の横の筋肉達は緩めたまま、少しの可動域で)


③その関節を意識して、ゆっくり前後を向いてみる

   (この時、首の後ろの筋肉が詰まった感じがしないところまで、少しの可動域で)


④首が一番楽で頭を軽く感じるポジションで、声を出し始める



以上です♪簡単でしょう?


良い声を出すために、声帯の筋肉を使いたいのに、首の向きが原因で

重たい頭を支える為に余計な筋肉を働かせてしまっている人が多くいます。


この方法で、声帯周りの筋肉が働きやすい環境を作ってあげてくださいね♪



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