今日は大切な商談がある!
失敗したくないプレゼンがある!
この日の為に綿密な準備を進め、内容もイメージトレーニングもばっちり。
勝負スーツに袖を通して、鏡で身なりもチェックして準備満タン。
思い切り意気込んで迎えた本番・・・だったはずが・・・!!
ここ数カ月、
歌のレッスンだけでなくて、
「話し方」のレッスンをしてくれませんか?
というお問い合わせが増えています。
・ビジネスマンの方
・学校の先生
・起業女性の方
このような方々のほとんどが、現在の外出規制で、様々なものがオンライン化されたことによって、今まで聞くことのなかった“録音された自分の声”に驚き、ボイストレーニングを受けようと決心してくださる方がほとんどです。
確かに、機械を通した自分の声を聞くと、普段自分が耳にしている声とあまりに違いますよね。これは、音の共鳴が深く関わっています。
口から出た音は、空中を通って、両耳に到達します。この空気から伝わった音は「気導音」といいます。一方で声を出した時の声帯の振動が頭蓋骨に共鳴し直接的に伝えられる「骨導音」という音も同時に自分の耳に伝えられます。
あなた以外の人はこの骨導音が届かず気導音だけを聞いています。録音された音も同じく気導音です。これに対してあなた自身は、気導音と骨導音を両方を聞いているため、録音された声とのギャップが生じるのです。
私自身、初めて録音された自分の声を聞いた時、
「今まで、こんな声で話していたの---!?」
と正直ショックだったことを覚えています。
そこから「声」の専門家として研究していくうちに、
「あの人、とっても素敵なのに、声がもったいない・・・」
「この人のセミナーは、内容は良いのに、なんだか伝わらないな・・・」
と、「人の印象と声」について、深く考えるようになりました。
私たちは、子供のころから、たくさんの言語を学びました。
しかし、声の出し方は教えてもらいましたか?
「オギャー!」と生まれた瞬間から、声を出せてしまった私たちは、何も考えずに、自己流で声を出してきました。しかし、その声があなたの印象を決める、重要な要素だということに気づいている人は、まだ少ないのかもしれません。
そこで、声が与える印象について、有名な論文をご紹介します。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアン博士は、ある特定の言葉を、視覚情報と聴覚情報を変化させて伝える実験を行いました。すると、上の様に、視覚情報と聴覚情報といった、言葉そのものの意味以外のものが9割もの割合で、印象を決めているというのです。
つまり、「何を話しているか」よりも「どのような声で話しているのか」というほうが印象に残るということです。この実験はとてもシンプルな実験内容な為、どのコミュニケーションの場面においても当てはまるというわけではありませんが、あなたの見た目と声の情報が、あなたの印象を大きく左右していることは間違いないのではないでしょうか?
アメリカの大統領選挙でも、立候補者のほとんどが、スピーチコーチを付けることは有名ですが、このコーチは、演説の内容を指導するのではなく、聴衆の心を掴むための「話し方」を指導するためのコーチなのです。
・プレゼンの評価が良くない
・ブログやメルマガは得意なのに、セールストークがうまくいかない
・筆記試験の成績は良いのに、いつも面接で落とされる
・第一印象が良くないと言われる
・怒っている?とよく言われる
・性格を誤解されやすい
このすべての原因が、あなたの声だとしたら?
あなたの声を磨き、「話し方」を少し変えるだけで
驚くほどあなたの人生が、うまく回りはじめます。
・ビジネス評価がぐんぐん上がる
・あなたの商品を買いたい!と言われる
・初めから好印象を残し、話の内容も興味を持って聞いてもらえる
・あなたと一緒にいたいと思われる
・自分に自信がつく
・夢や目標を達成する勇気を持てる
これは、私が今まで何百人もの方のボイストレーニングをしてきた中の実例です。
声には、その方の人生が写ります。
私はその方の初めのあいさつで、前回のレッスンから今日までの心情が良くわかるようになりました。
嘘のようで、本当の話。
次回は、あなたを映す声このことについて詳しく書きますね♪
声という無限の可能性を
一緒に磨いていきましょう!!!
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