レッスンで人気の曲や、世界の名曲を紹介するコーナー♪
本日は、男女問わずレッスンで大人気のこちらのグループ。
Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)
2018年の4月にメジャーデビューした4人組のピアノポップバンド。
ピアノポップバンドとは、ピアノを中心としたバンド構成ということですが、
このバンドのサウンドには、ポップスだけでなく、様々なジャンルの要素が盛り込まれています。あるインタビューでは、ピアノ・ボーカルの藤原さんはモータウンサウンドやソウルミュージックといったブラックミュージック、ギターの小笹さんはHi-STANDARDのようなパンクロックなどが、自身の音楽ルーツと話していることも、この中毒性のあるサウンドの魅力を生み出している理由ですね。
そして、この髭男の曲をマスターしたい人にとって、ボーカル藤原聡さんのすさまじい音域の広さに、苦しめられます。正直、生徒さんが初めてレッスンで歌ってくれた時、女性ボーカルの曲かと思ってしまったほど!
でも、ここで気を付けてほしいのが、高音ばかりに捕らわれて、髭男サウンドのカッコよさが出せない人が多いのです。それはなぜでしょうか?
ずばり、Official髭男dismを上手に歌う為のマストテクニックは、リズム感だからです!!!
どうしたらリズム感が良くなるの?
音楽を奏でる上で、他の楽器に比べてボーカリストに欠けがちな技術が、リズム感です。
なぜかというと、ボーカリストは、声の質について追及することで満足して、曲の構成やフレーズ感を無視して歌ってしまう人が多いからです。声の質とリズム感は切り離して訓練していくことが大切です。
では、なぜ髭男のボーカル藤原さんは、リズム感が良いのか?
それは、藤原さんが元々ドラムを担当していたという経験があるからだと思います。
でもだからと言って、あなたもドラムを今から挑戦しなければいけないわけではありません。
今日は、ボーカリストがリズム感を付けるためのファーストレッスンを紹介します♪
是非一緒に挑戦してみましょう!
①伴奏のドラム音を歌えるようにする
あなたは、歌を歌いながら、伴奏を聞いていますか?
ギターやピアノで弾き語りをスタイルにしている人も、まずはバンドサウンドの曲をピックアップし、ドラムの音を口ずさむ練習をしてみてください。自分の声に意識が行っていたボーカリストにとって、慣れるまではドラムの音が聞き取れない人もいるかもしれません。
音源によっても違いがありますので、聞き取りやすい曲から始めてみましょう!
慣れてきたら、アクセント(強い音)はどこなのかを意識して口ずさむようにしましょう。