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『音程』と『ピッチ』の違い

皆さんが歌を歌うシーンの中で

「音程が悪い」や「ピッチが悪い」ということを

耳にしたことがありますか?


これは、生徒さんから多く寄せられる悩みの一つでもあります。


でも、この2つの言葉

『音程』と『ピッチ』の違いを

正しく理解していますか?



『音程』とは?

音程(おんてい)を英語にすると an interval(インターバル)

intervalは、間隔や距離という意味もありますね。


つまり、音程とは、音と音(2つの音)の間隔(距離)を表す言葉です。


「音程が悪いよ」と言われたら


ドミソ~と歌わなければならないものを

ドレソ~と歌ってしまっている というような意味になります。


から次の音までの間隔(距離)が違うよ~ということですね!



『ピッチ』とは?

Pitch(ピッチ)は日本語で整える設定するという意味があります。

つまり、「1音の高さを整える」という意味で使われています。


この音の高さは周波数(ヘルツ)で表すことが出来ますが、

電子ピアノの様に、ドの鍵盤を押せばいつも同じドの音が出るというわけでもないのが

楽器や歌の難しいところ。


バンドやオーケストラのチューニングには

世界基準のラ(440Hz)が使われていますが、

ソ#は415Hz ラ#は466Hz となり


430Hzのラは少し暗いラ

450Hzのラは少し明るいラ